Have a good life

より楽しい人生を

我慢出来ないかゆみを即効で抑える方法

忙しくてストレスがたまったり、寒くて乾燥した時期になると突然我慢出来ないかゆみを感じる時がありませんか?また季節だけでなく夕方、お風呂上り、寝る前などの1日のある時間帯など突然かゆくなることがあるかと思います。がまんできないほどのかゆみに襲われて、思わず爪でかきむしってしまうことも。このようなつらいかゆみには、どう対処するべきなのでしょうか。

 

目次

【なぜ】

まずかゆみはなぜ起こるのでしょうか。実は、かゆみが起きる詳しいメカニズムはまだわかっていません。皮膚の細胞から分泌されるヒスタミンがかゆみを引き起こす重要な役割を果たと言われています。ヒスタミンは、痛みやかゆみを知覚する「知覚神経」に作用し、その刺激がかゆみとして脳に伝えられると同時に、その刺激はさらにかゆみ物質のヒスタミン等を分泌させます。その為、「かゆいから掻く」といった行為は、どんどんかゆみが広がっていき一度掻き始めると中々止められないというようになってしまいます。
では、どのようにしてかゆいときに我慢すればよいでしょうか?

 

【対策】

最も簡単でてっとり早く、リスクもないのが「冷やす」ということです。
痒いところを叩いたり、爪で押し付けたり、また熱いシャワーをあてたりして、かゆみをまぎらわしたことがあるかもしれません。じつは、これらはかゆみをまぎらわすに効果があります。なぜなら、冷たい、熱い、または痛い、という感覚は、「かゆい」よりも優先して感じられるようになっているのです。しかし、かくと肌を傷つけ、症状を悪化します。また、熱い刺激も、一時は効果があるように感じますが、熱によりヒスタミンが活発化して、 かゆみを感じやすくしてしまいます。我慢出来ないかゆみを抑える一番良い方法は『冷やす』ことです。

 

【おすすめ方法】

冷やす方法として保冷剤を使用することをお勧めします。
冷水で冷やすと、水につけることによって、皮膚表面の油分が洗い流されて乾燥肌を招き、かゆみを誘発するリスクがあります。その点保冷材は皮膚の温度を下げることだけできます。保冷剤をタオルで巻き、霜により皮膚が濡れるのを抑えるのをお勧めします。100円ショップで容易に入手可能かと思います。手頃なサイズの保冷剤を、いくつ冷凍室に用意しておくと良いです。しかし、当然ですが冷やしすぎはよくありません。温度が低すぎると返って皮膚の状態を悪くし、極端なことをいうと凍傷を起こします。冷やす場合は約10℃ほどの温度で十分です。あまりにも長時間冷やすことも逆効果になってしまいます。あくまでかゆみを「一時的に抑える」ために行いましょう。